高血圧の薬を飲み忘れた時の対応方法

飲み忘れ対策の画像

今までに薬を飲み忘れて、その後の対応に困ったことはないでしょうか?

薬を飲み忘れると言うことはよくあることですが、実はあまり対応方法が知られていない事だと思います。

今回はそう言った場合にどう対応すべきなのか書いていきます。

そもそもなぜ飲み忘れがダメなのか?

皆さんは薬を飲み忘れてしまった時どのように考えますか?

「大変な事をしてしまったので、どうしたら良いのかすぐに医師や薬剤師に確認しよう」と思うでしょうか?

または、「1回くらい薬を飲まなくても何も変わらないだろう」と思い、そのまま飲まずに済ませてしまうでしょうか?

私が患者様のお話をお伺いする限りでは、後者の方が圧倒的に多いように感じます。

高血圧症では、確かに1回くらいの飲み忘れくらいでは、自覚するような症状は何も起きないかもしれません。

しかし、薬の効果が切れることで血圧が上昇し、動脈硬化は進行しやすくなります。

その状況に、「寒い環境」などの様々な血圧上昇の要因が重なれば、脳卒中などの致命的な合併症が起こる可能性もあります。

合併症とは
合併症とはある病気にかかっている時に、その病気に関連して発生する他の病気のことです。

さらに、薬剤の種類によっては、「リバウンド現象」と言うものがあり、薬の効果が切れることで、薬を服用する前の血圧値よりも血圧が上昇してしまう恐れのある薬剤もあります。

このため、安易に「1回くらい飲み忘れても大丈夫」などと考えるのではなく、極力飲み忘れをしないよう自分に合った対策を心掛けるべきです。

それでも飲み忘れた場合は

とは言え、人間なので機械のように正確に服用すると言う事はできないと思います。

では、飲み忘れた場合はどのように対応すれば良いのでしょうか?

基本的には飲み忘れた場合の対応方法は、患者様の状態や、医師の治療方針などでも変わってくるため、事前にかかりつけの医師に相談しておく事が原則です。

しかし、それが出来なかった場合は以下を参考にして下さい。

飲み忘れに気が付いた場合は、気が付いた時点ですぐに服用すべきです。

ただし、次に服用する時が近い場合は、次回服用分から服用して、今回分は服用しないようにします。

この間隔は服用している薬剤の1日の服用回数に応じて変わってきます。

次回服用までの目安の間隔として、

  • 1日1回服用の場合は8時間以上
  • 1日2回服用の場合は5時間以上
  • 1日3回服用の場合は4時間以上
    (※参考 医薬品服薬指導情報集

空けるのが良いと言われています。

飲み忘れたからと言って、2回分をまとめて服用することは危険なので絶対しないようにしましょう。

具体的な飲み忘れのタイミングにより、どのように対応すべきかについては以下を参考にして下さい。

1日の服用回数 飲み忘れのタイミング 対応方法
1日1回服用 朝食後 就寝前までに気づいた場合服用。
1日2回服用 朝食後 昼から夕方までに気づいたら服用。夕食後の分は就寝前に服用。
夕食後 就寝前までに気づいたら服用。
1日3回服用 朝食後 昼までに気づいたら服用。昼の分は夕食後、夕食後は就寝前に服用。
昼食後 夕食までに気づいたら服用。夕食後の分は就寝前に服用。
夕食後 寝る前までに気づいたら服用。

(※参考 一般向け『高血圧治療ガイドライン』解説冊子 「高血圧の話」|日本高血圧学会

飲み忘れ時の対応が「原則医師に確認」となる理由

薬剤の中には、例えば「食後服用」とされていたとしても、食事による影響をほとんど受けないため、食事と食事の間の「食間服用」や「食前服用」でも良いものもあります。

その場合は、食事に関係なく、飲み忘れた場合は気が付いた時点ですぐに服用し、次回の服用分を上記の目安の間隔をあけて服用すれば良い場合もあります。

しかし、薬剤の服用時点は食事の影響と言う観点だけではなく、その他の様々な観点から判断されています。

例えば、血圧を下げるために利尿剤を服用することがあります。

利尿剤は通常「1日1回、朝」で服用しますが、この理由は服用後に頻尿傾向になるためで、就寝前に服用することはあまりありません。

このため、次回服用までに8時間あけたとしても、就寝前には服用せず翌朝分から服用するように指示がある場合もあります。

是非、自身の服用している薬剤の飲み忘れた時の対応方法については、一度かかりつけの医師に相談するようにおすすめします。

薬の飲み忘れの対策方法

近年「かかりつけ薬剤師」の制度が始まり、服用している薬剤のことで困った時には薬局の薬剤師が24時間電話対応してくれる制度が始まりました。

全ての薬局で行っているサービスではありませんが、このようなサービスを利用するのも一つの手段だと思います。

また、その他の飲み忘れ対策には服用時にアラームを設定しておく事や、1回分をピルケースに入れて管理する事や、お薬カレンダーの活用も有効です。

認知症などのご自身で薬剤の管理ができない理由がある場合は、医師が「一包化」の指示を出すことで、1回分を1パックにまとめる調剤方法もあります。

一包化については、「高齢者が高血圧の薬を服用する際に注意すべき5つの事」をご参照下さい。

自分に合った対策を講じましょう。

 

 以上、「高血圧の薬を飲み忘れた時の対応方法」でした。

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